pdnote 20160307 | TV Girlのライブが観たいかな? [TV Girl - Who Really Cares [PDCD-183]]

こんばんは、プロダクション・デシネのDです。大変ご無沙汰しています。本業と言うか、副業というか何やら忙しく、貧乏ヒマなし状態のため、中々更新できずに申し訳ないです。音楽ソフトのメーカーなんて、やるもんじゃないな、と、日々痛感しております...。さて、本日はお知らせというか、お問い合わせと言うか、単純な話、


『TV Girl』のライブ観たい方はいますか?


と言うざっくりとアバウトな質問です...。来る3/16(水)には、2ndアルバム『Who really cares』(解説は HALFBY が担当!)が発売されます( ↓ ページにて、全曲試聴可能です)が、

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ティーヴィー・ガール (TV Girl) - フー・リアリィ・ケアズ (Who Really Cares) [PDCD-183]

現在、バンドからの要請もあり(あともちろん、僕が個人的にとても観たい!と言うのもあり)、5月末日〜6月中旬でツアーを開催するかどうか思案中です。もちろん、「プロダクション・デシネ」は作品をリリースするレーベルで、ライブや、ツアーのブッキングをするのが本業の会社では"ナイ"(全く本業でもなんでもないので、当社としても、普段開催しているツアーやライブは全て採算度外視、基本的には文化貢献のサービス業みたいなものです...)ので、やりくりして、できるかな〜?と思案してきて、全国の(か細い)ツテを伝って色々と打診している段階ですが、まぁ、中々に厳しい状況です。

ということでプロダクション・デシネの質問は、全国でイベントやライブなどをブッキング、オーガナイズされている方で、あなたの街に『TV Girl』を呼んで、ライブを開催してみたい/ライブを観たいと言う心温かい音楽好きの皆様がいらっしゃれば、是非!、

contact@productiondessinee.com

宛に、お問い合わせをお願いします、というものです。細かい条件などはその時におしらせしますが、基本、

- カフェなどでアコースティック・ライブ、みたいな感じではないです。打ち込みのドラムありです。

- 逆に、クラブイベント(DJ イベント)などでの演奏は可能です。

- ライブハウスだともちろん完璧です。

- 全国で6公演(内の2公演は関東での開催で、弊社主催になるかと思うので、実質、それ以外のエリアで4公演)くらい出来ないと、多分実現しません。

です。昨今のようなマーケットの状況では、中々彼らのようなインディバンドが来日する機会は得られませんが、やはり弊社としては、バンド側に何かを負担させるようなことは絶対にしたくなく(演奏に集中してもらいたい!)、上記のような条件が整わないと難しいのです。申し訳ないです。

もし、「是非観たい!」、「呼んでみたい!」という方がいらっしゃれば、気軽にお問い合わせください。言うまでもなく、とても貴重な機会です!何卒宜しくお願いします。はっきり申し上げて、このような機会は、一個人、小さなグループの「それは楽しそう!」という、ちょっとした気持ちで始まるものです(『プロダクション・デシネ』も、存在自体がまさに"それ!"です)。それが、文化を生んでいくのです(たぶん...)。

何卒宜しくお願いします。

D



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File under "Good Music" o/w "Fantastic Something"

production dessinee / プロダクション・デシネ』は、2002年に神戸で生まれたセレクトCD/レコードストア『disques dessinee / ディスク・デシネ』(現在の『デシネ・ショップ (dessinee shop)』(渋谷・鶯谷))のレーベル/制作部門として2005年にスタート。世界中から洋邦・新旧・ジャンル、時代を一切問わず、とことんまで選りすぐった、知られざる「良いメロディ、ファンタスティック・サムシング」を世に紹介するのが基本コンセプト。「何度聴いても良いなぁ」と思えるものだけをセレクト&プロデュースしています。「プロダクション・デシネ」にしか出来ない「素敵な何か」を、マイペースで世界に向けて発信し続けています。また、音源のみにとどまらず、デザイン・グッズ、アパレル商品(『ensemble dessinee (アンサンブル・デシネ)』)も発信中。 どうぞ、『production dessinee / プロダクション・デシネ』の今後のリリースにご期待下さい。

★『production dessinee / プロダクション・デシネ』の商品は、『デシネ・ショップ』ほか、全国のレコード/CDショップでお求め頂けます。

production dessinee / プロダクション・デシネ

オフィス:150-0032 東京都渋谷区鶯谷町17-7 2F
17-7 2F, Uguisudani-Cho, Shibuya-Ku, Tokyo, 150-0032, Japan

website : www.productiondessinee.com
facebook : https://www.facebook.com/productiondessinee
twitter : https://twitter.com/p_dessinee




2016年3月 7日 20:00

pdnote 20121215 プロダクション・デシネ 10周年のお知らせ [10th anniversary for "production dessinee"]

こんばんは、ちょっとご無沙汰しておりましたがプロダクション・デシネのDこと、ディレクターです。もう一度こんばんは。

さて、ご無沙汰している間に、色々と動きがありまして、最近では何と言っても『プロダクション・デシネ』が発掘してきたコロンビアのバンド『ムッシュ・ペリネ (monsieur Perine)』の第16回ラテングラミーの「新人賞」受賞やら、タワーレコード渋谷店さまでの『プロダクション・デシネ "アジア"フェアー』の開催やら、同じくタワレコ渋谷店さまで、11/25(水)発売の韓国のバンド"秋休み"の展開や、さらっと来日してしまったインドネシアのアディティア・ソフィアンのライブが最高だったことなどなど、色々とニュースはあるのですが、なんと、普通に考えたらわりと重要なことをすっかり忘れておりまして、それは何かと言いますと...、

なんと、なんと、2015年11月を持ちまして、いつの間にか、


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『10周年!』


を迎えていました...。

ええ、そうです、「忘れんなよっ!」って話です(笑)。が、Dがその事実に気づいたのは、まさにその二日前のことでした(笑)(しかも海外出張の直前だったので、何度か"無かったことにしよう"かと迷いましたヨ...)。普通の会社さんだったらもう減俸モノですが、ま、その前に誰もあまりそう言うことを意識していなかった、と言うことなのでヨシとしましょ。でもまぁ、気づいちゃったから仕方ナイ。大慌てですが、何かやりましょう、ってことになりまして、『プロダクション・デシネ』の日本国内の配給会社として、レーベル設立当初からほぼ全てを丸投げさせて頂きつつ、ガッツリお世話になっている『Vivid Sound』さんの協力を得て、全国の親切な店舗様で、色々と『プロダクション・デシネ 10周年フェアー』を展開して頂けることになりそうです。良かった〜。


『プロダクション・デシネ 10周年フェアー』に関しては、12/23(水)に発売開始の予定の、


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キャリック (Carrick) - ハイパーカラー (HYPERCOLOR) [PDCD-170]

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プッシュ・キングス (Push Kings) - ナンバー・ワンズ [The best of Push Kings] (Number Ones) [PDCD-168]

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エヴリバディ・エルス (Everybody Else) - エヴリバディ・エルス (Everybody Else) [PDCD-169]

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エヴリバディ・エルス (Everybody Else) - ワンダーラスト (Wanderlust) [PDCD-179]

の4タイトルの同時リリースに合わせて、タワーレコードさまとHMVさまの一部店舗での開催となりそうです。もちろん、当社の販売店『デシネ・ショップ』さんでも大規模なフェアーが行われますヨ!フェアー期間中に対象商品をご購入頂くと、『ノベルティ』がもらえる感じのフェアーになりそうですが、詳細や、実際のフェアーの展開状況など、ニュースが入り次第こちらでも随時ご紹介させて頂く予定です。ご面倒かも知れませんが、是非とも上記店舗へと脚を運んで頂き、お求め下さいますようお願いします。



あと、上記フェアーに先駆けて(...、あ、もう明日とか明後日の話ですね(笑))、12/17(木)には『プロダクション・デシネ 10周年』のお祝いパーティーも、ものすごくささやかに行われます。


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▶︎ musique dessinee 20151217 a Tokyo, at "Bar Music"

▶︎ musique dessinee 20151217 a Tokyo, at "Bar Music" [Facebook]

こちら、元々は「デシネ・ショップ」さん企画で普通に開催されるはずだったパーティーなのですが、まぁ、何とも奇遇なタイミングだったので、ちょっと便乗させて頂いております。そんな訳で、会場も「デシネ・ショップ」さんや、『プロダクション・デシネ』のオフィスからも近くの"Bar Music"さん(渋谷駅からはさらに近く、徒歩数分です)ですので、どうぞ気軽にお仕事帰りに一杯やるついでにステキな音楽も楽しみにご来場下さい。平日の夜ですが、気持ちよく揺られましょう。ちなみに、ご来場下さった皆様には、もれなく粗品を進呈する予定です。お楽しみに。


と言う感じで、いつも、いつでも後手後手に回っている感じの「プロダクション・デシネ」のDですが、その通りです、否定しません(笑)。そんなDともども、「プロダクション・デシネ」を今後とも何卒宜しくお願いします。最後になりますが、10年前に『プロダクション・デシネ』の最初のカタログとして同時発売された2タイトルは以下の2枚です。


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Charlie Hearnshaw Quartet (チャーリー・ハーンショウ・カルテット) - So Slam It ! (ソー・スラム・イット) [PDCD-001]

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Pierre Maizeroi (ピエール・マイゼロワ) - Salsa (サルサ) [PDCD-002]→[PDCD-013]


ま、当然のことですが、どちらのタイトルも、10年経った今でも声を大にして『最高です!』って言えてしまうくらいの名作であると自負しています(前者は「Once or Twice」、後者には「Leve Leve」と言う、もう一生モノ・クラスの名曲が収録されていますよー)。そして、これだけ書かせて下さい。「プロダクション・デシネ」の企業努力のキモは、これらの最初期の作品ですらも、

"廃盤とならず、今でもちゃんと欲しいと思って下さる方が定価でご購入できる状況をキープしていること"

にもあります。地味なことですし、当たり前のことと思われるかもしれません。が、当たり前のことがいつの間にか当たり前でなくなるのが世の常です。気づけば廃盤、なんて、もはや業界のスタンダードです..。そしてそのサイクルはご存知のように早まる一方(自分たちで自分たちの首を一所懸命絞めてるだけって気づいてるんでしょうか(笑)?)...。自分たちが好きな音楽に対して、最大のリスペクトを払うと言うことは、何も言葉で持ち上げるだけではありませんし、安いCDを大量に売りさばくことでもありません。正解がどこにあるのか?そもそも何が正解なんてわかりませんが、もしかしたら、こうした地味で当たり前のこと、ベースとなることをコツコツと続けることにもちゃんと値打ちがあるのでは?とか、たまにはマジメなことも書いてみたりしました...。

では、これからも誰からも期待されないリリースを続けて行ければ嬉しいなー、と思います。もちろん、リリースそれ自体が目的ではありません。「Good Music」「Fantastic Something」を求める皆さんを「おおっ!」って言わせて、感動の渦に引き摺り込むことこそが、我々のミッションなのです、たぶんネ。だって、単純にそう言う作品に出会えた時こそウレシイじゃないですか?ボクなんて、それしかナイですヨ(笑)。

D

2015年12月15日 21:00