特集Special Topics02: レコードのお手入れ (レイカ - バランスウォッシャー / ビスコ33)


「どうにかならないかな?このレコードのノイズ...」

せっかく手に入れたお気に入りのレコードも、お手入れをしてあげなくちゃ
イケません。そんな訳で、ディスク・デシネが(現時点で)、最もオススメできる
&愛用しているレコードクリーナー、レイカ社の"バランスウォッシャー"を、
(たぶん)正しい使用方法と合わせてご紹介します。

ご存知の方も多いかも知れませんが、アルコールや市販のスプレーによる盤の
クリーニングは音にとっても、盤にとってもダメダメです(勿論、弊店では
"一切"使用していませんヨ)。使用方法さえ間違えなければ、あんなに汚れて
悲鳴を上げていた愛聴盤たちも驚くほどキレイに蘇ります...

まずは「バランスウォッシャー(2液式)」と、専用のクロス「ビスコ33」を用意しましょう!

(橋田 純 / 2008.02.20)

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● [No.116] レイカ - バランスウォッシャー [マスターセット] : 4,830円
● [No.9722] レイカ - バランスウォッシャー [A液単品] : 2,575円
● [No.9723] レイカ - バランスウォッシャー [B液単品] : 2,575円
● [No.117] レイカ - Visco 33 (ビスコ 33) : 997円

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(ご注意:製品の害毒は安全で食品・化粧品添加物以下ですが、
幼児やペットから隔離し、使用後はしっかりと手を洗ってください。)

1. クリーニングは、卓上におかれた清潔なターンテーブル・マットや、
レコードの紙製中袋の上で行うのが安全です。
(慣れて来たら、ターンテーブルの上でも出来ます)

2. クリーニング中に盤面から「液」がなくなると「ビスコ」が汚れを
吸収出来ませんので、しっかりと「液」を追加してください。

3. 同一盤の2 - 3回目のクリーニングは「B液」の使用だけで大丈夫です。
そのレコードを長時間使用して盤面の汚れが目立つ時や、
音質に疑問を生じた場合は、再度「A液」からクリーニングをはじめてください。

4. 盤面に水滴を残してはいけません。それはカートリッジの針先に
実質約1トンの圧力がかかっているため、はさみこまれた水が抵抗体となって
砥石の原理でレコードや針を削りだすからです。
ダイナミックな状態の水や油の物理的な特質といえます。
(だ、そうです)

5. クリーニング後の盤面に付着したホコリは「ビスコ」1、2枚を2つ折りにして
「B液」を5、6滴落とし、湿らせた状態で撫でる程度のワイピングがベストです。
ビロードやブラシ類を使用して回転中のレコードに、回転数が大きく変動するほどの圧力を
かけてクリーニングする悪習は潤滑油、ベルト、アイドラーにストレスが記憶され
音質や回転精度が劣化する原因となります。

さらにカートリッジをおろした時の圧力による回転変動(ドリフト)を助長するので
オーディオに関心のある方はご注意下さい。
また、「バランスウォッシャー」と「ビスコ」を使用するとクリーニングの回転方向で
微妙な音質の変化を検知できるほど向上します。
「仕上げ」からは、反時計回転の方向をおすすめします。

6. レコードの無害除電には両面をクリーニングしてください。
なお他のクリーナー類と共用したり、うすめて使用してはいけません。 

以上、レイカ社さんの案内文より抜粋しております。



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2010年5月28日 19:21

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